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意外な盲点!そもそも必要な2つの条件 採算の検証は? 後で困る加入権 大クレームの原因は殆どがコレ 回線が引けないなら・・ INS1500の注意点 請求する仕組作りは? キャッシュフローを見落さずに 自分で出来ない時は |
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2006/03/01
開設しました。
2006/02/12
TOPページ バーチャルオフィス運営完全マニュアル 転送先電話番号の確認方法を追加しました。
2006/02/14
バーチャルオフィス レンタルオフィス向け転送電話アウトソーシング ダイレクトメールを発送しました。
2006/02/12
TOPページ バーチャルオフィス運営完全マニュアル更新しました。
2006/02/11
転送電話サービス&リモート発信用INS1500システム販売更新しました。
2006/02/10
転送電話サービス&リモート発信用ゲートウェイ販売更新しました。
2006/01/10
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UPしました。
2006/01/09
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2006/01/07
TOPページ更新 バーチャルオフィス運営完全マニュアルとしてUPしました。
2005/11/28
転送電話アウトソーシング ダイレクトメールを発送しました。
2005/11/25
転送電話アウトソーシング プレスリリースを配信しました。
2005/11/22
Oveture登録に、ボイスワープ 転送電話に加え、レンタルオフィスを追加しました。
2005/11/21
ボイスワープ 転送電話 でOveture登録しました。
2005/11/20
リンクページ更新 レンタルオフィスインデックス様と相互リンク(全国のレンタルオフィス、バーチャルオフィスの検索が便利です)
2005/11/18
03番号転送電話サービス事業者様向けアウトソーシング料金のご紹介(オフィスに回線不要 番号貸し出し)
2005/11/16
03番号転送電話サービス(アウトソーシング)レンタルオフィス様向けのご紹介更新
2005/11/15
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2005/11/10
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2005/11/05
03番号転送電話&発信サービス「ビジネス発番」のサイト更新(通話料金精算2)
2005/11/02
03番号転送電話&発信サービス「ビジネス発番」のサイト更新(通話料金精算)
2005/10/15
03番号転送電話&発信サービス「ビジネス発番」のメニュー追加(個人情報保護)
2005/10/02
03番号転送電話&発信サービス「ビジネス発番」のサイト更新(個人携帯)
2005/09/15
03番号転送電話&発信サービス「ビジネス発番」のサイト更新
2005/07/02
03番号付きIP電話のご紹介
2005/07/02
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2005/07/02
既存転送電話事業者様向け「03番号通知&転送電話サービス開始システム販売」のご紹介
2005/07/02
「03番号転送電話&発信サービスビジネス発番 システム販売」のご紹介
社名 | 日本コールサービス有限会社 (旧社名 有限会社便利な電話屋本舗) |
住所 | |
連絡先 | TEL/0120-917-663 FAX/0120-917-664 |
代表者 | 日下 篤 (くさかあつし) |
メール | info@zero3.jp |
まず、あなたがバーチャルオフィスを始めるとして、何人くらいのユーザーを見込みますか?100ですか?200ですか?いずれにせよ、電話に関しては、このノウハウを使って頂ければ、間違いなく可能になる数字なのですが、まずは正攻法をイメージしてみてください。
100回線なら100本、200回線なら200本、電話線を引いてしまうのが、1番確実な方法です。ところが、これがそう簡単には行きません。それは、こんな理由なのです・・・
最初の問題点として、オフィスに引き込める電話回線数は限られているのです。オフィスビルの管理会社さんや不動産会社さんに聞いて頂ければ判るはずです。オフィスの設計段階で、スペース相応の妥当な引込回線数が決定されていますから、特殊なスペースではない限り、それほど余裕が無いのが一般的です。
仮に引けたとして、100本の電話線って想像つきますか?例えて言えば、パソコンのケーブル類を30本位束ねたようなボリュームになります。これだけでイヤになってしまいませんか?(下のイメージは、5本の電話線差込口を持ったタップです。100回線なら、このタップが20ケですね。)
では、幸運にオフィスの回線設備に充分余裕があったとして考えましょう。これで1つ目の問題点をクリアできました。(クリアできない場合の対処方法もチャンと書いてありますので、飛ばさすに読んで下さいね)
とすれば、欲しいだけの電話回線をNTTに申し込んでしまえばいい、という事になりますが、実はそう簡単には問屋が卸してくれません。
ここでクリアしなければならない2つ目の問題点が待っています。
それは、NTTの与信審査です。 例えば100回線を敷設するのであれば、NTTとしては、基本料金だけで毎月40万円近くの金額を請求する事になります。それも末締め翌末払いで。とすれば、当然与信審査をする訳です。
具体的には、回線開通の申込 ⇒ NTTでの審査 ⇒ OKなら開通工事、NGなら断られておしまい というパターンです。なので、いくら回線が引ける余裕があっても、現実には開通しない可能性も充分にあるのです。
※電話回線の敷設の際には、@
加入権
を買ってNTTに申し込む A
加入権
の不要なライトプランをNTTに申し込む、という2つのパターンがあります。
(下記参照) @のパターンなら、審査はありませんが、回線数分の
加入権
を前もって用意しておく必要があります。当然、それなりの額になります。
結構ヤヤコシそう・・・本当にできるかな?と不安になったら、アウトソーシング!!
では、この2つのハードル オフィスの回線設備に充分余裕があり、NTTの与信審査も問題ない をクリアしたとして考えましょう。これでようやくサービスに取り掛かれる事になります。すると、
アナログ回線
か
INS64回線
を引いて、
ボイスワープ
で転送をする、という手順ですね。ではどちらがトクか検証してみましょう。
アナログ回線 1CH 1本で1顧客をつけられます。費用対効果を考えると、基本料金が、約¥2800(事務用,
プラン
、局舎によって多少変化します。)
ボイスワープ
が¥840ですから、1CHあたりの原価は¥3600前後です。
INS64回線 2CH 1本で2顧客をつけられます。費用対効果は
基本料金が、約¥3800(事務用,プラン、局舎によって多少変化します。)
ボイスワープ
が¥840×2CH
ダイヤルイン番号
が¥840×2ですから、原価は2CHで¥7200程度、1CH当たりの原価は、やはり¥3600前後です。
原価は余り変わらなくなりますが、
INS64回線 は、1本の電話線で、2人の顧客にサービス提供できるメリットがあります。 つまり、50回線の余裕があれば、100人の顧客にサービス提供できる訳です。
これだけを見ると
INS64回線 を利用した方が、限られた設備の有効活用に思えますが・・・・
実は、幾つか注意点があります。
@INS64×1回線につき、1個の
ターミナルアダプタ
が必要になります。 大体¥15,000前後ですが、1台につき電源が1ケ必要になります。なので50位になると電源だけでも結構なボリュームになります。
A INS回線は独自のプロトコルを利用して
ボイスワープ
を処理しますから
(
ISDNスティミュラスプロトコル
といいます。リンク先のNTTマニュアル1P目に大きく書いてありますのでご確認下さい。)
ターミナルアダプタ
はスティミュラス手順対応機器を選ぶ必要があります。
また、この理由で、アナログ回線を利用する場合とは転送先設定等の手順が少し違いますからご注意ください( INS64回線ボイスワープ設定手順
アナログ回線ボイスワープ設定手順 )
BINS64を利用する場合、2本分の通話料金が一枚の請求書に合算されます。ですので、通話料の集計は、通話明細を見て仕分けする必要があります。 この申込みは電話では受け付けてもらえないので、開通時に通話明細申込書の郵送を依頼しておく必要があります。 (料金内訳明細とは違いますのでご注意ください。私の経験では窓口に行って、所定の書面で申込するのが1番確実です。)
この仕分け作業は、後程詳しく記述しますが、
@ビリング
を利用すると、少し楽になります。
C余り大きな声では言えないのですが、
ターミナルアダプタ
は、よくトラブっていました。(あくまで過去形ですので、メーカーの方は余り気にしないで下さい)なので、あくまで私個人としては、何十回線もINS64を引いて、何十個も
ターミナルアダプタ
を並べるのは、気が進みません。これは、あくまで個人的な意見です。
という訳で、必ずしも
INS64回線
を利用した方がいい、という訳では無い事だけご理解下さい。 実は、私はビジネス開始当初、目一杯回線引込んで、扱いやすいアナログ回線をメインに使っていました。
結構ヤヤコシそう・・・本当にできるかな?と不安になったら、アウトソーシング!!
設備も整い、回線の選択も終わり、ようやく運営に入れる、そんな所ですが、実はまだその前に、一点検討しなければならない事があります。
アナログ回線
にも
INS64回線
にも、開通時に
加入権
が不要な
ライトプラン
があります。
多少基本料金が割安になるので積極的に利用したいところですが、注意点が幾つかあります。
@
ライトプラン回線
は、休止処理が出来ない。
我々がよく使っていた裏ワザに、「休止処理」⇒「復活処理」をすれば、電話線も従来通りのまま、電話番号だけが変更されて再利用できる、という方法があります。
転送電話用として顧客に貸していた回線が契約解約になった場合、電話番号を変更しないと別の顧客に貸し出す事は出来ないからです。しかし、
ライトプラン
だとこれは出来ません。
A
ライトプラン回線
は、名義変更が出来ない
事業を譲渡したり、運営母体を変更する場合に、
ライトプラン回線
だと、電話回線名義を変更する事が出来ません。請求先は変更する事ができますが、名義を変更しておかないと、最終債務履行責任者は回線名義人のまま、という事になります。
裏ワザとしては、
加入権
を別途用意して、
ライトプラン
から通常プランに変更してもらってから名義変更する、という手があります。手続きについては、116に電話を掛けて聞けば教えてくれますが、数十回線分の加入権を用意するとなると、結構纏まった金額になるので、ご注意ください。
参考まで NTT付加サービス商品一覧
結構ヤヤコシそう・・・本当にできるかな?と不安になったら、アウトソーシング!!
で、回線の選択が終われば、いよいよ実際の運営に入ります。ここまでくれば、基本的に難しい事はありません。電話が勝手に流れているだけです。
ただ、一点だけ、どうしても注意しておいて欲しい事があります。これは、とんでもないクレームになる事がありますから、本当に要注意事項なのです。
それは、凄くアナログな話ですが、「転送先の設定間違い」です。そんなの間違うわけないよ??と笑い飛ばさないで下さい。回線数が増えると、間違えるのは無理も無い事なんです。
だって電話番号は10〜11桁あります。100番号の転送先を設定すると、それだけで1000回以上のダイヤル作業が発生する事になります。
人間の作業ほどエラーが多いものは無いですよね。1000回ダイヤル操作して、間違わない人はどれだけいるでしょう??なので、私は、エラーが起きるのはある意味避けられない、とすれば、納品前にチェックする方法はないか、と考えていました。
で、ある方法を見つけました。納品する前に、設定された転送先の番号をアナウンスで確認する方法を。
ある機能を利用すれば、簡単にできる事でした。
INS64回線ボイスワープ設定手順
アナログ回線ボイスワープ設定手順
に従って転送先を設定した後、必ずリモートコントロール設定(リンク内にあります)をして、暗証番号を設定しておきます。
すると、
リモートコントロール用アクセス番号
にダイヤル
⇒ アナウンスに従い、設定した(転送元の)電話番号をダイヤル ⇒ 設定した暗証番号をダイヤル ⇒ アナウンスに従い 2 をダイヤル ⇒ アナウンスに従い 0 をダイヤル
と、一連の操作をすると、設定した転送先電話番号がアナウンスされ、耳でもう一度確認する事ができます。これだけやっておくと、殆ど心配ないと思います。やっぱりお客様からのクレームは無いに越した事はありませんから。
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では、そもそもの所で、オフィスに電話回線を増やせない、または充分増設が出来ない そこで詰まってしまった場合にどうするか、です。
先程紹介した
アナログ回線
INS64回線
以外に、デジタル回線と呼ばれる
INS1500回線
という回線を利用するのが得策です。
この回線は光ファイバーを利用したデジタル回線ですので、
1本で同時に23人通話できます。
この回線を利用したうえで、
ダイヤルイン番号
を取得すると、回線1本で沢山の電話番号を持つ事が出来ます。そして、各番号に
ボイスワープ
をセットして、それぞれの顧客に割り振れば、かなりの数の顧客をハンドルする事ができます。
同時通話が23人ですから、顧客との契約数は、お客様の利用状況にも左右されますが、一般的には100〜200程度は堅いと考えて頂いて結構です。
という事で、オフィスのキャパに余裕が無い場合、または余裕があっても十分ではない場合、
INS1500回線
を1本引く事で、充分な数の顧客に対してサービスを提供できる事になります。
コストの方は、 ダイヤルイン番号 の月額利用料金が¥840/番号、ボイスワープの月額利用料金が¥840/番号 ですから、
1番号あたり、¥840+¥840+
月額基本料金 の按分 となります。
また、さらに、
ダイヤルイン番号 の月額利用料金を節約する方法としては、
リンク内
にある「エコノプラン」というサービスを利用すれば、かなり抑えられます。
このエコノプランを活用して、
INS1500回線
で
100回線の転送電話番号 を提供した場合の、
1番号(回線)あたりのコストですが
ダイヤルイン番号料金が、¥52,500(エコノプラン)÷100(番号)= ¥525
ボイスワープ利用料金が、¥840
月額基本料金が、約¥50,000÷100(番号)= 約¥500
合計で 約¥1,900前後 になります。
200番号(回線)利用した場合には、1回線あたりのコストは
ダイヤルイン番号料金が、¥52,500(エコノプラン)÷200(番号)= 約¥260
ボイスワープ利用料金が、¥840
月額基本料金が、約¥50,000÷200(番号)= 約¥250
合計で 約¥1,300前後 になります。
詳しくはこちらの
エクセルファイル
でご確認ください。
アナログ回線
や
INS64回線
を利用する場合と較べると、かなりコストは抑えられます。
だったら、始めからINS1500回線を使えばいいじゃない、そんな話かもしれませんが、やはり扱いにくいデメリットが幾つかあります。
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INS1500回線を利用すれば大きな問題が解決しそうですが、ヤッパリ注意事項が付き纏います。
先ず最初に
初期費用や月額基本料金は
23回線分の処理ができる分、少々高めになります。大体 アナログ回線 20本分位でしょうか。この辺りはNTTさんも抜け目がありません。
なので、お客様の数が増えてくるまでは、基本料金が負担になってきます。
その上、残念ながらINS1500回線は、加入権
が不要な
ライトプラン
はありません。
ただ、多少嬉しいのは、
初期費用
に含まれる
INS1500の施設設置負担金(加入権)
は、インターネットで買えば、正規価格の¥52,500より随分安く、¥10,000弱程度で入手できるはずです。
この時の注意点としては、
INS1500の加入権
と
通常の電話加入権
は値段も違う別物ですので、購入の際にはご注意頂く事でしょうか。
次に2点目ですが、この回線は場所により引き込めない場合があるので要注意です。
手順としては、ます申込希望を伝えると まずNTTが現地調査をしてくれることになります。これに費用は掛かりません。Bフレッツを申し込んだあとの現地調査と同じですね。都心のビルなら殆ど大丈夫だと思います。
次に3点目ですが、INS1500回線は、
INS64回線
同様独自のプロトコルで転送処理をしますから(
ISDNスティミュラスプロトコル
といいます)転送先設定等の作業を行う為の設備(ビジネスホンなど)は、
スティミュラス手順
対応の設備が必要になってしまいます。正直、これは見たことがありません。
ただし、裏ワザですが、転送先の設定だけであれば、NTTに頼んでしまえば何とかなります。ただし、3営業日ほどは掛かるので、お急ぎのお客様(特に転送先の変更の場合によくあります)には対応しきれない部分があります。
この手順としては、まず116に電話をして、
「設定補助票」
という用紙をFAXしてもらいます。それにダイヤルイン番号と転送先、あと転送条件(無条件転送とか)等の条件を記入して送信すれば終了です。
すると、ビジネスホンなどの設備も不要ですし、終端抵抗だけ掛けておけば、
DSU
アラームにもなりません
ただ、お客様への対応上、すぐに転送先を設定できるに越した事はありません。こういう場合を考えて、リアルタイムで処理したい場合は、
オリジナルのINS1500付加サービス設定キット
をご利用ください。ある意味弊社のノウハウの集大成的な商品です。
更に4点目ですが、INS回線の
ボイスワープ
では
「代表組」(代表取扱サービス)
という機能が使えません。
どういう事かと言えば、1つの番号で複数人からの着信を受ける機能が
「代表組」(代表取扱サービス)
ですが、INS回線の場合
「代表組」(代表取扱サービス)
を利用していても、
ボイスワープ を利用していると1CHしか転送処理されません。つまり、1番号につき、1人からの転送を受けるのみとなります。
詳しくはISDNボイスワープマニュアル23P辺りでご確認ください。
因みにこの
「代表組」(代表取扱サービス)
と
ボイスワープ
を併用するには、アナログ回線を利用するのが必須となります。例えば3ヶ所の転送先に同時転送するには、3本の電話回線を「代表組」する必要があります。
詳しくは加入電話ボイスワープマニュアル27ページ辺りをご覧ください。
最後に5点目ですが、 INS1500回線
の通話料金も、INS64回線と同様に、一枚の明細書に全ての番号の通話明細が纏められることになります。
番号数が100や200という数字になると、多少エクセルが使える程度では処理できなくなりかねません。実はココが最大のネックだろうと思います。
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これで、回線の準備と運営については問題を処理できた思います。次の問題は通話料金の管理は?ですね。これには3つ注意点があります。
まず1点目、お客様が利用した通話料の計算なのですが、単純に「NTTやKDDIから来た請求書をそのまま客に渡せばイイ」と考えていると痛い目に会う事があるので、注意してください。 これには、
マイライン
登録に注意が必要になります。どういう事かと言えば・・・
転送先までの通話料に関しては、こんな仕組みになっています。
転送先までの通話料はマイライン登録した事業者から請求が来る。
ただし、転送先が携帯の場合は、マイライン登録業者ではなく、NTT東日本(西日本)から請求が来る。
ちょっとヤヤコシイので、簡単に言ってしまえば、
マイライン
は、市内はNTT東日本(西日本)それ以外は、NTTコミュニケーションに登録しておけば、転送先が固定電話であれ、携帯電話であれ、通話料は全てNTTから請求が来る、という事です。
実はこれは意外と重要で、他社の
マイライン
を使ってしまうと、1つのお客様向けの請求書がNTTと別の締め日で送られて来る可能性が高いので、合算集計するのが大変になります。
決して私はNTTマイラインの代理店でもないのですが、運営サイドとしては、請求書が割れてしまうのは大問題です。
こうしておけば、
アナログ回線
を利用する場合は、1顧客に1回線を割り当てる事になるので、NTTから来た請求書を見て、顧客に請求すればよく、料金の管理・請求業務に恐らく大きな問題は出ません。とはいえ、NTTは独自の締め日で請求書を送付するので、御社の他のサービスと締め日がずれてはしまいますが。
次に2点目ですが、
INS64回線
か
INS1500回線
を利用する場合、 マイライン
の注意に加え、前述のとおり、通話明細の仕分作業が必要になります。
どういう事かと言えば、、
INS64回線
や
INS1500回線
を利用すると、複数の顧客の通話料が1回線に纏まって請求が来る事になります。よって、請求書の通話明細を確認しながら、
「ダイヤルイン番号」
毎に仕分け作業が必要です。これは顧客数が増えると膨大な作業になりますが、こればっかりはどうにもなりません。本当に、適切な良いサービスが提供されていないのです。
実はINS回線は割安で便利そうに思えるのですが、ここにネックがある訳です。
この場合、多少助かる方法としては、
@ビリング
があります。WEBサイト上に通話明細が表示されます。CSV形式とかでダウンロードは出来ないのですが、コピーペーストしてエクセルで集計すれば何とかなります。
因みに私が以前 通話明細を集計処理したファイル
の残骸です。
ただし、これもデータの区切り方で列がずれたりするので、気の短い人や、腕に自信の無い人では迷宮にハマル事になる可能性大です。正直、これは本当に骨が折れました。それでも紙ベースで処理するよりはずっと楽ですが。
気を付けてほしいのは、@ビリングの利用には
口座振替が必須 であること 、
通話明細の申込は別途書面が必要な事 でしょうか。まあ、口座振替まで2〜3ヶ月は掛かりますから、その間は手作業しか方法はありません。
最後に3点目ですが、NTTの電話回線の請求書の締め日はバラバラです。(6種類の締め日があります)なので、回線を申し込んだ時に「○○日締めの電話番号が欲しい」と伝えておかなければいけません。
私の経験上、これには対応してもらえます。もし、他の請求(オフィス代とか)とタイミングがずれてしまうと大問題なので、ここはゴネてでもやっておく事をお勧めします。
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これで、サービスも提供でき、請求も出来る目処がつきました。スグにでも始められそうなのですが、スタート前に気をつけておいて頂きたい事がもう1つあります。
それは、料金回収サイトの問題です。というのは、NTTからの請求は、月締めで締め日後15日くらいで請求書が届き、その後15日程度で支払期限が来ます。(前述のとおり、締め日もバラバラです)
という事は、御社のNTTに対する支払い期限までに、お客さんに通話料を入金してもらうまでの猶予は、たった15日しかありません。下手すると御社が立替払いをしてから、お客さんに入金してもらう、位のサイトになります。
これは顧客数が増えた場合、意外に大きな額になりますので注意してください。顧客が200人、平均通話料が5000円とすると、総通話料が100万円、モタモタしてると、数日間にしろ立替払いが100万円発生する、となりますから、余り面白い話じゃ無くなってしまいます。
その上、お客さんが契約解約した後も、2ヶ月程度は電話料金の請求をしなければならないので、住所確認をしておく必要が出てきてしまいます。
この問題を解決するには、毎日通話料金がわかり、独自で集計できれいれば、ブレイクスルーが生まれますね。すると、他のサービスと合わせて請求する事も可能になり、キャッシュフローも全然良くなります。
前述の
@ビリング
を利用すれば、アナログ回線の場合は実現できます。
ただし、気を付けたいのは
@ビリング
はNTTの締め日から起算して当日までの累積通話料が判るだけなので、日毎の通話料をチェックするには、前日までの累積額と当日の累積額を引き算しなきゃいけない、という事です。難しい事じゃないですが、面倒ではあります。
因みに私が以前 通話料集計に利用していたファイル です。
あと、当然締め日翌日には累計額¥0に戻るので、締め日には土日だろうが休日だろうが、確認しておく必要がある、という事です。
一方、
INS64回線
や
INS1500回線
の場合は、
@ビリング
を利用しても、全ての
ダイヤルイン番号
の通話料を合算した合計額が表示されるだけなので、顧客毎( ダイヤルイン番号 )
の日毎の正確な通話料金は判りません。
割安で便利な分、月に一度の、とても時間に追われる集計・請求作業は、頑張ってやるしかありません。私が「もし100本電話線を引けるなら、引いたほうがいい」という部分は、この辺の理由です。
あとは入金管理をシッカリすれば、仕事としては、まわります。顧客管理もアクセスかエクセル(私は エクセルで管理していました)
で充分でしょう。ただ、100人を超えてからは
専用の顧客管理システム
を作りました。
この位が、必要な情報全てです。これ以外の情報は入れないほうがいいと思います。私自身、本当に沢山の事を試して辿り着いた事なので。
アナログ回線を利用すれば、回線を引けるかどうかが1番大きな問題で、原価率も高くなる、ただし、料金管理は比較的楽で単純。
一方INS回線を利用すれば回線の問題は無くなり、原価率も落とせるけれど、料金請求が大変になる、という感じでしょうか。
実は、一般にリリースされているサービスを利用する限り、これ以上は簡単になりません。本当に、アレコレ考え、試した結果出した結論でした。
という事は、これだけの事をチャンとやる事が限界で、それでもおきるトラブルは事業リスクとして捕らえるしかありません。やっていた人間として言えば、実際に面倒です。ただ、人海戦術というのも立派な方法論ではありますから、あとは利益率との兼ね合い、という感じでしょうか。
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ただ、賢明な方であれば、本業以外にあまりパワーを割くのはやはり得策じゃない、と思われる方も多いはずです。
そこで、今弊社が考えているのは、「そんな面倒な事やってられない」 とおっしゃる方の為に、このような運営全部をアウトソーシングして受けてしまうという事です。
弊社が回線の設置・開通・運営・維持まで行ってしまい、御社は必要な時に声を掛けるだけでいい、というイメージです。面倒な事は考えず、集客にだけ100%集中して顧客を増やして頂ける訳です。
具体的には、御社のオフィスに1回線だけ設置させて頂きます。後は少々の機材スペースと電源をお借りできれば、1回線につき、100番号まで責任をもって提供いたします。
回線キャパを気にする事もなく、ゴチャゴチャした線の束からも解放され、配線用の機材も不要、電話加入権の管理も必要なし。NTTへの開通・休止手続きも無くなり、その上、新規客に備え電話回線を余分に持っておく必要もありません。
電話一本で翌日開通、回線の設置場所も設定も作業も全て丸投げ、アウトソーシングのメリットはまさしくその部分です。
転送電話のアウトソーシングサービス、興味が沸かれたら、こちら!!